生活の中の仏教語

query_builder 2026/10/05
葬儀の知識
生活の中の仏教語


呵責とは・・もともと仏教の言葉で、厳しく責めさいなむことを意味します。

 

「呵責」を使った例文と言えば。おそらく誰しもが思い浮かべるのは「良心の呵責を堪えかねて・・・・・・」という一文ではないでしょうか?

一般的に「呵責」は「厳しく責め苛むこと」を意味し、罪を犯した人が「良心の呵責に耐え兼ね自首してくる」というケースも少なくないようです。

 

仏教における「呵責」の意味・由来

  • 戒律上の罰:仏教の教団(サンガ)において、修行僧が規律(戒律)を破った際、ほかの僧侶たちの面前で厳しく叱りつけ、非難する懲戒処分(治罰法)の一つを指します。
  • 律蔵の記載:『四分律』などの律蔵には、「呵責犍度(かしゃくけんど)」という規律を破った者への処罰をまとめた項目があります。
  • 涅槃経などの教え:『大般涅槃経』などにも、過ちを犯した者を見過ごさず、呵責(しかり責めること)して正すべきであるといった文脈で登場します。
  • 読み方の変遷:元々は漢音で「かせき」と読まれていましたが、室町時代以降に「かしゃく」が一般的になりました。

 この「呵責」は仏典にもよく出てくる言葉で、(お釈迦さまが定められた戒律を収めた典籍=書物)の中に、修行僧がその戒めを破った際の治罰(懲らしめを正すこと)の方法の一つとして、一堂に集まった僧侶の面前で「呵責する」ことが示されているようです。

 

日常語への変化

現代では「良心の呵責に堪(た)えかねて」のように、自分の悪事や過ちに対して、自分の良心が厳しく自分を責めたてて苦しめるという意味で使われます。

浄土真宗本願寺派の解説は浄土真宗本願寺派(西本願寺)、大谷大学の解説は大谷大学で詳しく紹介されています


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