藤井寺市 古墳について

query_builder 2026/09/21
葬儀の知識
藤井寺市 古墳について


大阪府藤井寺市は、堺市や羽曳野市にまたがる「古市古墳群(ふるいちこふんぐん)」の中心地の一つであり、日本を代表する古墳のまちです。

2019年(令和元年)には、「百舌鳥・古市古墳群」としてユネスコ世界文化遺産にも登録され、古代日本の歴史を伝える貴重な史跡が数多く残されています。

藤井寺市にある主な古墳や、その特徴についてご紹介します。

1 藤井寺市を代表する大型古墳・天皇陵

藤井寺市内には、古代の王たちが眠るとされる巨大な前方後円墳をはじめ、多くの重要古墳が集まっています。

・    仲姫命陵古墳(なかつひめのみことりょうこふん)

 

※特徴: 墳丘長290mを誇る、藤井寺市内最大の前方後円墳です。5世紀前半の築造で、古市古墳群の中でも応神天皇陵古墳(羽曳野市)に次ぐ大きな規模を持ちます。

 

・    允恭天皇陵古墳(いんぎょうてんのうりょうこふん)

 

※特徴: 墳丘長230mの大型前方後円墳。築造当時は二重の周濠があったとされています。

 

・    津堂城山古墳(つどうしろやまこふん)

 

※特徴: 4世紀後半に築造された、古市古墳群の中で最も古い大型前方後円墳(墳丘長210m)です。二重の濠を持ち、ここから出土した「水鳥形埴輪」は国の重要文化財に指定されています。

 

・    仲哀天皇陵古墳(ちゅうあいてんのうりょうこふん)

 

※特徴: 墳丘長242mの大型前方後円墳で、古市古墳群で3番目の大きさを誇ります。

 

2 実際に歩いて登れる・間近で楽しめる古墳

宮内庁などが管理する巨大な陵墓古墳だけでなく、一般の人が自由に散策や見学を楽しめる個性豊かな古墳も充実しています。

・    古室山古墳(こむろやまこふん)

 

※特徴: 4世紀後半に築造された墳丘長150mの前方後円墳で、墳頂まで歩いて登れる人気のスポットです。頂上からはあべのハルカスや二上山まで見渡すことができ、市内随一の眺望が楽しめます。

・ 鍋塚古墳(なべづかこふん)

 

※特徴: 近鉄南大阪線「土師ノ里駅」の改札を抜けてすぐ目の前にある、アクセス抜群の方墳です。仲姫命陵古墳の陪塚(従属する小型古墳)とされており、こちらも墳頂に登って周辺の景色を眺めることができます。

 

・    赤面山古墳(あかづらやまこふん)

 

※特徴: 高架下(高速道路の下)にひっそりと佇む、全国的にも珍しいロケーションの古墳です。道路を通す際に古墳を壊さず守るための工夫が施された、歴史と現代の共生を感じられるユニークな存在です

3 考古学的に貴重な発見があった古墳

・    野中古墳(のなかこふん)

 

※特徴: 昭和39年の発掘調査で、多数の鉄製甲冑(かっちゅう)が整然と並んだ状態で出土したことで世界的に有名になった小形古墳です。5世紀の中央政権による武器・武具の管理体制を示す、日本の古代史において非常に重要な発見となりました。

 

市内のあちこちに古墳が溶け込んでいる藤井寺市は、駅を降りてすぐの場所から歴史ロマンを感じられる街です。散策マップ片手に巡るウォーキングコースとしても人気を集めています。

 

 

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