お盆の迎え火・送り火とは?時間は?
お盆の伝統行事である「迎え火(むかえび)」と「送り火(おくりび)」の由来や、行う時間帯について分かりやすくまとめました。
1. 迎え火・送り火の由来
迎え火と送り火は、お盆の時期にあの世(浄土)から返ってくるご先祖様の霊(お精霊さん)が、道に迷わず自宅とを行き来するための「道しるべ」としての役割を持っています。
・ 迎え火の由来(8月13日):
お盆の初日に、ご先祖様が迷わず現世の我が家へ帰ってこられるように目印として火を焚きます。
・ 送り火の由来(8月16日):
お盆の間、一緒に過ごしたご先祖様の霊が、再び無事にあの世へ戻っていけるように見送るための火です。
※なお、仏教でも浄土真宗など一部の宗派では「亡くなった人はすぐに極楽浄土へ往生する」とされるため、迎え火・送り火の風習がない場合もあります。
2. 何時ころに行う?
厳密な何時何分という決まりはありませんが、一般的には夕方から日没にかけて(17:00〜19:00頃)に行うのがマナーとされています。
・ 迎え火(8月13日の夕方):
ご先祖様が「暗くなってからの明かり」を頼りに帰ってこられるため、夕暮れから辺りが暗くなり始めるタイミングが最も適しています。
・ 送り火(8月16日の夕方):
お盆の最終日、日中まではご先祖様が家で過ごされると考えられているため、送り火も同様に夕方以降にお見送りします。
3. 一般的なやり方・行う場所
・ 行う場所:
家の玄関先や門口、お庭などで行うのが一般的です。
・ 使うもの:
「おがら」と呼ばれる麻の茎を、素焼きの皿や「焙烙(ほうろく)」という素焼きのお皿の上で燃やします。
・ マンション・集合住宅の場合:
火災報知器や近隣への配慮から、外で火を焚くことが難しい場合は、「盆提灯(ぼんちょうちん)」を窓際や仏壇の前に飾ることで、迎え火・送り火の代わりとするのが一般的です。
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